特殊な手法で官公庁にサイバー攻撃、G7サミット妨害の可能性も|サイバーセキュリティ.com

特殊な手法で官公庁にサイバー攻撃、G7サミット妨害の可能性も



中央省庁や自治体などの複数の官公庁が大規模なサイバー攻撃を受けていることが2023年4月29日、明らかになりました。

情報によると、問題のサイバー攻撃は2023年3月以降発生し続けていますが、攻撃者は同一の集団である可能性が高いとのこと。DDoS攻撃を応用した特殊な手法を用いており、重要なサーバーがターゲットに。地方自治体においては大阪か愛知など複数の県や市町村でインターネット通信に障害が発生しました。

内閣サイバーセキュリティセンターによると、一連の攻撃は2023年5月19日に開催が予定されている「G7広島サミット」を念頭に置いた攻撃の可能性があります。日本は議長国を務めることになっており、確認された攻撃は本格的なサイバー攻撃の前段階である可能性もあるとのこと。複数の官公庁や民間企業への被害が懸念される状況です。

参照G7前にサイバー攻撃が頻発 特殊な手法、企業や官庁に/東京新聞


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