Emotet被害相次ぐ、東京都済生会向島病院でも不審メール|サイバーセキュリティ.com

Emotet被害相次ぐ、東京都済生会向島病院でも不審メール



画像:東京都済生会向島病院より引用

東京都済生会向島病院は2022年3月28日、同院に所属する職員のパソコンがEmotetに感染した影響から、同院職員を名乗る不審メールが外部送信されていると明らかにしました。

Emotetは2022年に入り国内で急拡大しているマルウェアで、メールに添付されたOffice系ファイルのマクロ機能などを利用して侵入することで知られています。Emotetに侵入した端末からメールアドレスや件名データなどを抜き出して、なりすましメールをばらまいたり、標的型攻撃を行うため、多方面に被害が懸念されるマルウェアです。

東京都済生会向島病院においても、既になりすましメールが確認されており、同院は端末内からメールアドレス等の情報が流出したとの認識をしています。同院はこのため、セキュリティ企業等から指導を受け対策を実施。マルウェアの除去および患者情報の流出がなかったことを確認したと説明しています。

参照当院職員を装った不審メールに関するお詫びとお願い/東京都済生会向島病院


SNSでもご購読できます。