VPNサーバー暗号化で障害発生か、シーエックスアール|サイバーセキュリティ.com

VPNサーバー暗号化で障害発生か、シーエックスアール



画像:株式会社シーエックスアールより引用

株式会社シーエックスアールは2022年3月3日、同社の子会社が使用している業務用サーバーに対する外部からのサイバー攻撃により、システム障害が発生したと明らかにしました。

シーエックスアールによれば、業務用サーバーへのサイバー攻撃は2022年3月1日に確認されたもので、サーバーに関連する業務データが使用できない状態に陥ったとのこと。原因はVPNサーバー内のデータファイルの暗号化によるものと推定されています。

発表によると、同社ではサーバーの復旧作業を進めていますが、攻撃の影響で業務遅延が生じています。このため、同社は関係先に謝罪しました。

情報流出は確認されず

一般的にサーバーに対する不正アクセスは情報流出被害が懸念されます。

ただし、シーエックスアールによると、記事公開時点で業務データおよび個人情報の流出は確認されていないとのこと。

同社は警察に情報提供を行うとともに調査を継続するとしており、情報流出が確認された場合は関係各所に連絡を行い、適切に対処するとしています。

参照弊社サーバーへの不正アクセスについて/株式会社シーエックスアール


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