三菱UFJニコス誤送信、委託の北洋銀行も流出可能性低いと説明|サイバーセキュリティ.com

三菱UFJニコス誤送信、委託の北洋銀行も流出可能性低いと説明



画像:株式会社北洋銀行より引用

株式会社北洋銀行は2021年12月10日、同行が発行するクレジットカード「cloverDC」の一部登録ユーザー15名のカード番号や銀行口座情報などが外部の金融機関に流出したと明らかにしました。

北洋銀行によれば、原因は「cloverDC」の発行委託先である三菱UFJニコス株式会社が起こした電子メールの誤送信です。

三菱UFJニコスは複数の金融機関からカード発行業務を受託していましたが、職員が国際ブランドが実施するキャンペーン対象者の情報を各金融機関に振り分け、電子メールで連絡する際、誤って対象者全員の情報を各金融機関に送信するミスを起こしたというものです。なお、三菱UFJニコスは2021年12月8日までに事実を公表しています。

情報流出の可能性は極めて低い

北洋銀行は発生した情報流出について、「本件に起因しカード情報がさらに拡散したり、不正使用されたりする可能性は極めて低い」との見方をしています。

誤送信により北洋銀行発行カードのユーザー情報が外部の金融機関に流出した事実はあるものの、既に各金融機関の協力により情報は削除されているとのこと。

なお、北洋銀行は2021年12月9日より、対象となったユーザーに書面で連絡しています。

参照クレジットカード「cloverDC」のお客さま情報流出についてのお知らせとお詫び/株式会社北洋銀行


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