シークス株式会社、海外子会社がランサム感染で暗号化被害|サイバーセキュリティ.com

シークス株式会社、海外子会社がランサム感染で暗号化被害



画像:シークス株式会社より引用

シークス株式会社は2021年11月29日、インドネシアにある同社の製造子会社PT. SIIX EMS INDONESIAのサーバーおよび端末がランサムウェアに感染したと明らかにしました。

発表によると、感染したシステムには同社が保有する顧客の製品情報などが含まれており、これらが何者かの手により暗号化される被害が生じているとのこと。

同社は被害を受けた端末やサーバーをネットワークから遮断するなどの措置を講じましたが、情報流出の可能性は否定できず、セキュリティ外部機関と対策チームを設置し対応を進めるとしています。

情報流出の事実は確認されず

シークス株式会社によると同社は現在、セキュリティ機関と連携し、感染経路の特定や影響を受けた範囲について調査を進めています。

ランサムウェア感染は多くの場合で情報流出被害を引き起こしますが、記事発表時点で情報が外部に流出したと見られる動きはないとのこと。同社は今後も調査を継続し、詳細が判明次第、関係者に公表するとしています。

参照当社インドネシア子会社におけるランサムウェアによる不正アクセスについて/シークス株式会社


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