電通国際情報サービスで誤送信、顧客アドレス480件流出か|サイバーセキュリティ.com

電通国際情報サービスで誤送信、顧客アドレス480件流出か



画像:株式会社電通国際情報サービスより引用

株式会社電通国際情報サービスは2021年11月16日、同社の関西支社が顧客向けに発信した電子メールについて誤送信が発生し、送信先となった顧客メールアドレス480件が誤表示されたと明らかにしました。

発表によれば、同社関西支社では2021年11月11日にオンラインセミナーへの参加案内を周知するため、顧客に向け外部一斉メールを送信しました。ところが、送信形式を指定する際にアドレスを非表示にする「BCC」ではなく、「CC」形式で送信するミスを起こしたとのこと。

これにより送信先となった480先の顧客間において、お互いのメールアドレスが表示される事象が発生。2021年11月12日に一部顧客から指摘が入り、事態が判明したとしています。

対象顧客に謝罪し削除依頼

株式会社電通国際情報サービスによると、同社は流出事案発覚後、対象の顧客に謝罪するとともに誤送信メールの削除を依頼しています。

また、今後は外部メール送信時のチェック事項および手順を周知するとともに、再教育による啓発を行い、再発を防止するとしています。

参照メール誤配信の発生について


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