脆弱性利用され決済システム改ざん、株式会社コマキ楽器|サイバーセキュリティ.com

脆弱性利用され決済システム改ざん、株式会社コマキ楽器



画像:株式会社コマキ楽器より引用

株式会社コマキ楽器は2021年8月23日、同社が運営するウェブサイト「コマキ楽器 WEBサイト(被害サイト)」外部からのサイバー攻撃を受け、過去同社サイトでクレジットカード決済したユーザー1,513名のカード情報が流出した可能性があると明らかにしました。

コマキ楽器社が明らかにしたところによると同社は2021年2月19日、クレジットカード会社より「被害サイトで決済されたカード情報が外部流出している可能性」について指摘を受けていました。

同社が事態への対処のため第三者調査機関を通じた調査を実施したところ、被害サイトに内在していた脆弱性を利用した、外部からのサイト改ざん行為が判明。改ざん行為が行われた2019年11月27日~2021年2月19日に入力されたカード情報について流出の可能性が生じているとしています。

被害期間に入力のカード情報が流出か

株式会社コマキ楽器は現在、不正利用への警戒態勢を強めています。

具体的には、被害サイトで私用していたサーバーおよびシステムの破棄を決定。また、カード会社と連携しモニタリングの強化を発表しており、不正利用への監視体制を厳しくするとしています。

顧客対応としては、被害が懸念されるユーザーについて事実公表日より個別に連絡を取る方針です。不正利用の発生が懸念される状況のため注意を促すとしています。

対象となるユーザー 対象期間 対象件数 対象の情報内訳
期間中に被害サイトでカード情報を入力したユーザー 2019年11月27日~2021年2月19日 1,513名 カード名義人名・カード番号・カード有効期限・セキュリティコード

参照【重要】個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ


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