「よみファねっと」が不正アクセス被害、ユーザー1,301名のカード情報流出懸念|サイバーセキュリティ.com

「よみファねっと」が不正アクセス被害、ユーザー1,301名のカード情報流出懸念



画像:株式会社読売情報開発大阪より引用

読売新聞のグループ会社の株式会社読売情報開発大阪は2021年7月14日、同社が運営するオンラインショップ「よみファねっと」に対する外部からのサイバー攻撃が発生し、過去同社サイトを利用したユーザー1,301名のクレジットカード情報が流出した可能性があると明らかにしました。

同社が明らかにしたところによると2021年3月2日、一部のカード会社より「よみファねっと」からカード情報が流出した可能性について指摘が入ったとのこと。指摘を受けた同社が第三者調査機関を通じて詳細を調査したところ「よみファねっと」のシステムに何者かがサイバー攻撃を仕掛けていた事実が判明しました。

同社によると、攻撃者は「よみファねっと」の決済プログラムに手を加え、ユーザーが入力したカード情報を盗み取る改ざんを加えていました。このため、改ざん被害が発生した期間中(2020年10月24日~2021年3月2日)に同社でカード決済したユーザーの情報について、流出の懸念が生じている状況です。

流出懸念日にサイトは閉鎖。セキュリティ改修後の再開へ

読売情報開発大阪によると、不正アクセスが確認された2021年3月2日時点で「よみファねっと」の全サービスを停止、サイトを閉鎖しています。

一方、同社は流出懸念対象者特定などのため情報公開を控えており、対象ユーザーについては2021年7月14日より個別に連絡すると発表。懸念される不正利用被害について注意を促すとしています。

なお、サイトはセキュリティ改修後に再度公開する見通しで、具体的な再開日は「よみファねっと」および「読売ファミリードットコム」にて発表するとのことです。

対象となるユーザー 対象期間 対象件数 対象の情報内訳
期間中に被害サイトでカード情報を入力したユーザー 2020年10月24日~2021年3月2日 1,301名 カード名義人名・カード番号・カード有効期限・セキュリティコード

参照弊社が運営するオンラインショップ「よみファねっと」への不正アクセスによるクレジットカード情報流出に関するお詫びとお知らせ


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