東進のナガセが電子メール誤送信、受講生らのアドレス804件が流出|サイバーセキュリティ.com

東進のナガセが電子メール誤送信、受講生らのアドレス804件が流出



画像:株式会社ナガセより引用

東進ハイスクールなどで知られる株式会社ナガセは2021年7月2日、同社が運営する東進デジタルユニバーシティから発信したメールについて誤送信が発生し、送信先となった受講生のメールアドレス804件が流出したと明らかにしました。

ナガセによると、デジタルユニバーシティ事務局は2021年6月30日と2021年7月2日の2回にわたり、受講生に向けた案内メールを発信しました。ところが電子メールの送信業務を担当する職員は送信形式を指定する際、本来BCCによる送信を求められているにもかかわらず、CC形式で送信するミスを起こしたとのこと。

この結果、受講生らが受信したメールに、同報者のアドレスが記載される事象が発生。同社はミスに気付いていませんでしたが、一部の受講生から指摘を受け発覚したとしています。

システムメール利用の徹底で再発防止へ

株式会社ナガセは誤送信によるアドレス流出を受け、送信先となった受講生らに電子メールで連絡を取り経緯を説明、謝罪しました。

また、同社は被害拡大を防ぐ目的から、誤送信メールの削除を依頼したとのこと。合わせて、今後は再発防止のため、外部メールを送信する際はシステムメールの徹底を促すとしています。

参照メールアドレス流出に関するお詫び


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