福山市の就職ガイダンスで誤送信、参加者293名のアドレス流出|サイバーセキュリティ.com

福山市の就職ガイダンスで誤送信、参加者293名のアドレス流出



広島県福山市などで構成される福山地方雇用対策協議会は2021年6月、同協議会が進めている合同企業説明会に関連する電子メールにて誤送信が発生し、説明会参加者のうち293名のメールアドレスが流出したと明らかにしました。

協議会は合同企業説明会の運営を民間広告代理店に委託しており、誤送信は委託先企業の職員が起こしたものです。職員が2021年5月31日、翌日開催予定の説明会を通知するため、参加者らに電子メールを発信したところ、誤送信による流出が発生しました。

協議会の説明によると、誤送信の原因は送信形式の設定ミスです。職員は参加者らに宛てたメールを外部一斉形式で送信しようとしていましたが、参加者らのアドレスがお互いに表示される形式を指定したまま送信したとしています。

メールの削除を個別に依頼、委託先には厳重注意

福山市協議会は誤送信発生に伴い、記者会見を開きました。

協議会は会見にて、被害者らに謝罪。流出メールについては各参加者らに個別に連絡を取り、削除を依頼したと説明しています。

また、協議会は委託先企業のミスに対して言及し、厳重な注意をするとも発表。個人情報を扱う業務に対してチェック体制を強化すると説明しました。

※2021年6月9日福山市雇用対策協議会・6月10日福山市に内容確認済み


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