日本海事検定協会の海外事務所がサイバー攻撃被害、情報流出の可能性|サイバーセキュリティ.com

日本海事検定協会の海外事務所がサイバー攻撃被害、情報流出の可能性



画像:一般社団法人日本海事検定協会より引用

一般社団法人日本海事検定協会は2021年5月31日、協会の海外拠点であるシンガポール事務所にてサイバー攻撃が発生したと明らかにしました。

日本海事検定協会は複数の保険会社の保険事故調査などを請け負っている法人です。保険大手の三井住友海上は自社ウェブサイトにて、顧客情報が流出した可能性があるとの認識を発表。

一方で、協会は現在、セキュリティ専門会社によるフォレンジック調査を進めていると説明しており、今後、公開すべき新たな事実が判明した場合、改めて発表するとしています。

原因などは調査中

日本海事検定協会で発生したサイバー攻撃、記事発表時点で攻撃を受けた原因や攻撃者の目的、情報流出の有無などは明らかにされていません。

ただし、日本海事検定協会によると、攻撃はシンガポール事務所でのみ確認されているとのこと。他の拠点への攻撃は確認されていないとしています。

参照弊会シンガポール事務所へのサイバー攻撃について

参照当社子会社の委託業者における情報流出の可能性について


SNSでもご購読できます。