ラクガキキングダムのゲームデータを保管するサーバへの不正アクセスについて|サイバーセキュリティ.com

ラクガキキングダムのゲームデータを保管するサーバへの不正アクセスについて



画像:株式会社タイトーより引用

株式会社タイトーは2021年4月23日、同社が提供するスマートフォン用ゲーム「ラクガキキングダム」のデータサーバーが何者かのサイバー攻撃を受けたことにより、同ゲームのデータが外部流出したほか、一部データが不正に削除された可能性があると明らかにしました。

同社によると2021年4月22日、ラクガキキングダムのユーザーから「ゲームデータがダウンロードできない」と問い合わせが寄せられました。これを受けた同社が調査を開始したところ、ラクガキキングダムに関連するサーバーが何者かにより不正アクセスを受けていた形跡が見つかったとのこと。

不正アクセスの発生を認識した同社は、ラクガキキングダムのサービスを一時停止し、関連サーバーへの不正アクセスを遮断するなどの措置を講じました。しかし攻撃者は既に一部データを削除するなどの行為に及んでいたため、ゲームデータのダウンロードに支障が生じるなどの障害が発生したとしています。

セキュリティ強化実施するも、データ復旧に遅れ生じる

株式会社タイトーは2021年4月23日時点で、セキュリティ強化を講じたうえで、ラクガキキングダムのサービス提供を再開しています。

また、同社は攻撃者により不正削除されたと見られるデータについて復旧作業を進めていますが、2021年4月23日時点では作業が完了しておらず、ダウンロード障害は継続している状態とのこと。

なお、攻撃を受けたサーバーには個人情報などは登録されておらず、同社提供の他タイトルのゲームやECサイトのユーザーについては、流出可能性はないとしています。

参照ラクガキキングダムのゲームデータを保管するサーバへの不正アクセスについて


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