委託先事業者がランサム感染で町民情報4,000件が流出|芝山町|サイバーセキュリティ.com

委託先事業者がランサム感染で町民情報4,000件が流出|芝山町



画像:芝山町より引用

千葉県芝山町は2021年3月8日、町が策定を進めている「第5次総合計画」のために収集した町民の個人情報4,000件について、流出の可能性があると明らかにしました。

芝山町によると、町では「第5次総合計画」策定のためランドブレイン株式会社に支援事業を委託しており、町民から集めた意識調査票を同社に提供していました。

ところが、意識調査票を保管するランドブレイン社のサーバーがランサムウェアに感染。これにより、意識調査票に記載されている氏名や住所など町民の個人情報について流出の可能性が生じたとしています。

ランドブレイン社に脆弱性改善を要請

千葉県芝山町によると記事発表時点で、流出による二次被害などは確認されていません。

なお、同町は今回の不正アクセスによる流出リスクが生じていることから、ランドブレイン社に向け、問題を早急に改善するよう要請。また、同町における庁内のセキュリティ強化も実施し、再発防止に努めるとしています。

なお、ランドブレイン社は現在も詳細の調査を進めていることから、同町は今後新たな情報が入り次第、公表するとしています。

参照不正アクセスによる個人情報流出の可能性について


SNSでもご購読できます。