不正アクセスで「カンテレショッピング」の顧客アドレスなど不正閲覧の可能性|サイバーセキュリティ.com

不正アクセスで「カンテレショッピング」の顧客アドレスなど不正閲覧の可能性



画像:株式会社関西テレビハッズより引用

株式会社関西テレビハッズは2021年2月26日、同社が運営するオンラインショップ「カンテレショッピング」が何者かのサイバー攻撃を受けたことにより、顧客の氏名およびメールアドレス1万9,297件について流出の可能性があると明らかにしました。

情報によると、不正アクセスの原因は「カンテレショッピング」に内在していたセキュリティ上の脆弱性を利用したサイバー攻撃によるものです。同社の問い合わせ窓口には2021年1月~2月にかけて大量のメールが届くなどの事象が発生しており、これを調査する過程で脆弱性に伴う問題が発覚したとのこと。

同社はこのため、不正アクセスの接続元を遮断し、セキュリティ上必要なシステム改修を実施したとしています。また、現在はシステム改修を完了しており、安全な環境の確保に成功しているとのことです。

不正閲覧は氏名とメールアドレスのみの可能性

株式会社関西テレビハッズによると、今回の発覚した不正アクセスにより「カンテレショッピング」の顧客の氏名およびメールアドレス1万9,297件について流出の可能性が生じています。

ただし、同社によると不正閲覧された可能性のある情報は氏名およびメールアドレスのみで、他の情報については情報が引き出された形跡が見つかっていないとのこと。

被害対象者には同社が個別に連絡を取り、経緯を説明するとしています。

参照「カンテレショッピング」への第三者による不正アクセスについてのご報告


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