NZ準備銀行から個人情報流出か、共有サービスが不正アクセス被害|サイバーセキュリティ.com

NZ準備銀行から個人情報流出か、共有サービスが不正アクセス被害



ニュージーランドの中央銀行であるニュージーランド準備銀行は2021年1月10日、同行が運用している一部のファイル共有サービスのが外部からのサイバー攻撃を受けたことにより、個人および法人の機密情報が外部流出した可能性があると報じました。

情報によると、攻撃を受けたのはニュージーランドの中央銀行が機密情報を共有するために使用しているサードパーティー型のファイル共有サービスです。

中央銀行など大組織へのサイバー攻撃は、特定の組織をターゲットにした標的型攻撃の可能性が考えられます。しかし、同行は攻撃を受けたサービスを利用している他のユーザーにも被害が発生していることから、確認されたサイバー攻撃は同行を標的にしたものではないとの見方を示しています。

流出範囲などの詳細は明らかにならず

ニュージーランド準備銀行は不正アクセス発生後、2021年1月10日までに対策を実施しています。

しかし、記事発表時点で、流出した情報の範囲や種類などについては「調査への影響の可能性」から明らかにしていません。

参照NZ中銀、データシステムに不正アクセス 機密情報流出も/REUTERS


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