不正アクセス受け顧客カード情報714件流出か|株式会社アントラック|サイバーセキュリティ.com

不正アクセス受け顧客カード情報714件流出か|株式会社アントラック



画像:株式会社アントラックより引用

株式会社アントラックは2020年12月23日、同社が運営するECサイト「OVERCLOCK WORKS」が何者かのサイバー攻撃を受けた影響から、同社でカード決済したユーザーのクレジットカード情報714件について流出の可能性が生じていると明らかにしました。

発表によると2020年7月3日、同社では取引関係にある一部のクレジットカード会社から「同社EC(OVERCLOCK WORKS)サイト利用者のクレジットカード情報が流出している可能性がある」と指摘を受けたことにより、「OVERCLOCK WORKS」よりカード決済機能の一時停止を決定。

その後、第三者調査機関を通じて「OVERCLOCK WORKS」のシステム面を含めた調査を実施したところ、2020年9月15日までに、「OVERCLOCK WORKS」のシステム面においてサイバー攻撃の引き金となりかねない脆弱性が見つかったほか、これを攻撃者に利用された形跡が見つかったとしています。

カード番号やセキュリティコードなど4項目流出の可能性

株式会社アントラックによると、今回の不正アクセスにより、2019年6月18日~2020年7月3日の期間中に「OVERCLOCK WORKS」でカード決済したユーザーのクレジットカード情報について、流出の懸念が生じています。

同社によると、流出可能性のある項目はカード名義人名、クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードの合計4種。いずれもカード決済利用時に求められる情報項目であり、不正利用の懸念が生じています。

なお、同社は被害可能性の指摘される714名について個別に連絡。「OVERCLOCK WORKS」のクレジットカード決済機能についても、セキュリティ改修を見直す方針を示しています。

参照弊社が運営する「OVERCLOCK WORKS」への不正アクセスによる個人情報流出に関するお詫びとお知らせ


SNSでもご購読できます。