オンラインショップの脆弱性原因で不正アクセス、顧客カード情報690件流出か|サイバーセキュリティ.com

オンラインショップの脆弱性原因で不正アクセス、顧客カード情報690件流出か



画像:株式会社デンタルダイヤモンド社より引用

株式会社デンタルダイヤモンド社は2020年12月16日、同社が運営するオンラインショップサイト「デンタルダイヤモンド社ホームページショッピング」が何者かのサイバー攻撃を受けたことにより、特定期間中に同サイトでカード決済したユーザーのクレジットカード情報690件について、外部流出の可能性が生じていると明らかにしました。

発表によると同社は2020年10月2日、同社サイトと取引関係にある一部のクレジットカード会社より情報流出の懸念について連絡を受けたことにより疑惑が浮上。同社が第三者調査機関を通じてこれを調査したところ、2020年11月20日までに、同サイトシステムにセキュリティ上の脆弱性が内在しており、攻撃者に利用され不正アクセスを受けた形跡が確認されたとしています。

このため同社は現在、オンラインショップサイトのカード決済機能を停止する措置を講じています。また、被害者については電子メールおよび書状にて個別に通知したとのことです。

セキュリティ対策の強化を決定

デンタルダイヤモンド社によれば、今回の不正アクセスで流出懸念が生じているのは、2020年4月30日~2020年8月25日の期間中に同社サイトでクレジットカード決済をしたユーザーのカード情報690件です。
流出項目はクレジットカード番号に、名義人名、有効期限、セキュリティコードの合計4項目。いずれもオンラインショッピングにおけるカード決済時に入力を求められる情報であるため、不正利用の懸念が生じています。
このため、同社はシステムのセキュリティ対策などを強化するため、同サイトを改修すると発表。再開日は決定次第、ウェブサイト上で公開する見通しです。

対象者 期間中に「デンタルダイヤモンド社ホームページショッピング」でカード決済したユーザー
期間 2020年4月30日~2020年8月25日
件数 690件
内訳
  • クレジットカード番号
  • 名義人名
  • 有効期限
  • セキュリティコード

参照弊社が運営する「ホームページショッピング」への不正アクセスによるクレジットカード情報流出に関するお詫びとお知らせ


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