長崎市原爆関連コンテンツが謎の英文やリンクで改ざんされる|サイバーセキュリティ.com

長崎市原爆関連コンテンツが謎の英文やリンクで改ざんされる



画像:長崎市より引用

長崎市は2020年12月8日までに、同市が運営する原子力関連ホームページ「平和・原爆総合ページ」のコンテンツページである「長崎原爆の記憶」の一部が不正アクセスにより、何者かに改ざんされていたと明らかにしました。

発表によると2020年12月3日の17時ごろに、問題のページの一部で不審な英文とリンクが追加される事象が発生。このため、職員が該当ページを含め、「平和・原爆総合ページ」の閉鎖を進めていました。

なお、長崎市は今回の発表で、「平和・原爆総合ページ」のうち「長崎原爆の記憶」以外のページについて、安全が確認できたとしています。これにより、現在は「長崎原爆の記憶」以外のページについて公開を再開しているとのことです。

セキュリティ対策を強化

長崎市は今回の不正アクセスの詳しい原因などを明らかにしていません。

しかし、同市はウェブサーバーへの攻撃を防ぐWAFの導入を決定したほか、「平和・原爆総合ページ」に使用するセキュリティソフトウェアが最新のものであること、マルウェア対策としての常時監視体制から以上の報告がないことなど、「長崎原爆の記憶」以外のコンテンツについて異常がないことを確認したと説明。

被害を受けた「長崎原爆の記憶」についても、引き続きメンテナンスを進める考えを明らかにしました。

参照一時閉鎖していた「長崎市平和・原爆総合ページ」について公開を再開しました(一部を除く)


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