日本防衛省、最新セキュリティ対策ゼロトラストの研究へ|サイバーセキュリティ.com

日本防衛省、最新セキュリティ対策ゼロトラストの研究へ



日本防衛省はこのほど、相次ぐサイバー攻撃への対策として、「ゼロトラスト」と呼ばれる最新のセキュリティー対策を導入する方針を明らかにしました。

従来のネットワークセキュリティは、ネットワークを「組織内or組織外」の内外で区切り、外部からの不正アクセスを防止する「境界型セキュリティ」と呼ばれる方式で行われてきました。ところが、ゼロトラストはこの内外の概念を取り払い、すべての通信をセキュリティチェックの対象にする方式です。

例えば、ある職員になりすました攻撃者が内部に侵入したとしても、その職員が普段使用しないデータ領域にアクセスを試みた場合、セキュリティ機能が異常を検出し、本人確認を求めるといった仕組みです。

ゼロトラスト研究急がれる、サイバー防衛隊の編成も

日本防衛省は近いうちに、このゼロトラストの調査および研究を開始するとしています。また、同省は2021年度にも約540名の規模からなる「サイバー防衛隊」の編成を目指しているとのこと。

同省関係者によると、防衛相へのサイバー攻撃は大小さまざまなものが日々発生している状況です。特に北朝鮮はサイバー攻撃の技術を飛躍的に向上させており、対策が必要との認識を示しています。

参照最新鋭サイバー対策研究 「ゼロトラスト」境界なく監視 防衛省


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