画像:株式会社エヌ・エイ・シー
医療系IT事業などを手掛ける株式会社エヌ・エイ・シーは2020年10月22日、同社製品の提案先などに向けて発信した電子メールに誤送信が発生し、対象のメールアドレス64件について流出が確認されたと明らかにしました。
エヌ・エイ・シーによると誤送信は2020年10月21日、同社従業員が送信先に製品に関するウェビナー開催を通知する際に発生。
複数の宛先に送信するため宛先を「BCC」に入力すべきであったにもかかわらず、操作の誤りにより「CC」に入力したことにより、同報者にアドレスが表示される形式で送信したとしています。
ダブルチェック&個別配信へ切り替え
エヌ・エイ・シーは現在、一連の流出に対して謝罪する一方で、対策を打ち出し再発防止に向け動いています。
具体的には、外部への電子メール送信時に複数名でのチェック体制を構築するほか、BCCでの運用自体を取りやめ、システムを活用し一件ごとの個別配信に切り替えるとのこと。
より安全性を重視した、情報管理体制を敷くものと見られます。