メール誤送信でウェブ会議参加者のアドレス流出|神奈川芸術文化団|サイバーセキュリティ.com

メール誤送信でウェブ会議参加者のアドレス流出|神奈川芸術文化団



画像:神奈川県より引用

神奈川県はこのほど、公益財団法人神奈川芸術文化団が運営する神奈川芸術劇場で開かれる予定の講座に関連して発信したメールを誤送信し、参加者のメールアドレス5件が外部流出したと明らかにしました。

神奈川県によると、インシデントの原因は宛先の設定ミスを起因とするもの。同財団では2020年9月27日にインターネットビデオ会議サービスZOOMを利用した事前予約制の主催講座を予定していましたが、担当者が参加者50名を各10名に分割し一斉メールを送信する際、本来To欄に劇場のメールアドレスを入力するはずが、誤って10名のうち1名のアドレスを入力し送信。これにより他9名の送信先にTo欄に入力された参加者のメールアドレスが表示され、流出が確定したとしています。

担当者が自ら報告により事案発覚

財団によると、今回の誤送信は2020年9月26日に発信されたもので、誤送信に気づいた担当者が報告したため、明らかになった事案です。

なお、報告を受けた財団は2020年9月27日、全員に謝罪を実施するとともに、事情を説明した上でメールの削除を要請。今後は再発防止策として、個人情報を厳格に管理するとしています。

参照メールアドレスの流出について/神奈川県


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