株式会社日本理工医学研究所は2020年9月28日、同社が顧客向けに発信した外部一斉メールにおいて誤送信が発生し、対象者のメールアドレス合計310件について流出の可能性があると明らかにしました。
同社によれば、対象のメールは2020年9月28日に発信した「除菌脱臭器新 製品のご案内とご支援のお願い」で、誤送信の原因は宛先設定の入力ミスによるものです。
同社では外部一斉メールを発信する際、送信先に同報者のアドレスが表示されないよう「BCC」形式で送信する運用を進めていましたが、事務手続き中に送信先を「To」にして発信する事象が発生し、対象者のアドレスが他者にも伝わったとしています。
ダブルチェックで再発防止へ
株式会社日本理工医学研究所は誤送信発覚後、対象者に謝罪と経緯の説明をするとともに、該当メールの削除を要請しています。
また、重要な個人情報を含むメールや複数の相手に電子メールを送信する際は、複数名でのチェック体制を実施すると発表。再発防止に向け、情報管理体制の強化を進める考えを明らかにしています。