画像:犯罪被害につながるメールの具体例/日本サイバー犯罪対策センターより
日本サイバー犯罪対策センター(JC3)は2020年4月15日、楽天カード株式会社を装った、新たなフィッシングメールが確認されたと明らかにしました。
JC3によれば、今回確認されたメールは、いわゆる注意喚起型の内容です。
本文メールには「お客様のアカウントの保護」や「アカウント情報を更新および確認してください」などの文言が記載され、あたかもアカウントを保護するためにログイン認証を求める内容に仕上がっています。
一部不自然な文言も
ただし今回のフィッシングメールは不自然な日本語も多く、注意して読むことで誰でも識別できるものです。
たとえば、本文メールに記載されている「ログイン方法は少し尋常ではない」は誰が読んでも違和感を感じるものですし、「(注意喚起の内容であるにもかかわらず)楽天からのご挨拶です」、「(何も回答していないのに)ご理解いただきありがとうございます」などの文章にも違和感があります。
ロゴマークやメールのレイアウトこそオリジナルのものとそん色ない品質ですが、日本語のレベルとしてはあまり高いとは言えません。注意できれば回避できるものなので、もし受信された場合は注意して読むことをオススメします。
参照犯罪被害につながるメールの具体例/日本サイバー犯罪対策センター