宛先設定ミスで誤送信、イベント参加予定者38名のアドレス流出|長野県立大学|サイバーセキュリティ.com

宛先設定ミスで誤送信、イベント参加予定者38名のアドレス流出|長野県立大学



画像:メールアドレス流出に関するお詫び/公立大学法人長野県立大学より

長野県立大学は2020年2月17日、農林水産省が主催する「SDGs×生物多様性シンポジウム」のサテライト会場として同大学で受付した参加予定者に対して案内メールを送付する際、宛先設定のミスによる誤送信が発生したと明らかにしました。

大学の説明によると問題が起きたのは2020年2月14日。大学職員が参加予定者38名に対して案内メールを送付する際、本来同報者間のアドレス表示を隠す「BCC」で送信すべきところを、誤って「CC」で送信する事案が発生。これにより対象のシンポジウム参加予定者間でアドレスが表示される事象が発生し、メールアドレスの外部流出が確定的になった形です。

誤送信を直前で防止する措置を導入検討

インシデントによる情報流出を受け、同大学は関係する参加予定者らに口頭で謝罪対応および流出メールの削除を要請しました。

また、今後の再発防止策として、メール送信前に情報流出につながるミスの有無を複数名で確認する「ダブルチェック管理」の徹底や、「誤送信を直前で防止するための時差送信機能の付与」について言及。情報管理の徹底を進める方針を示しました。

参照メールアドレス流出に関するお詫び/公立大学法人長野県立大学


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