介護施設入所者らの個人情報156件記録したUSBメモリを紛失|名古屋市緑寿荘|サイバーセキュリティ.com

介護施設入所者らの個人情報156件記録したUSBメモリを紛失|名古屋市緑寿荘



画像:軽費老人ホーム名古屋市緑寿荘における個人情報が含まれる外部記録媒体の紛失について/名古屋市より

名古屋市は2019年12月2日、社会福祉法人九十九会が管理する「名古屋市緑寿荘」にて入所者及び家族の個人情報156件を記録したUSBメモリを紛失したと明らかにしました。発表によるとUSBメモリは普段、緑寿荘の職員が管理していました。ところが2019年11月26日、業務上の理由から使用を試みたところ、保管先の机の中から紛失していたことが判明しています。

緑寿荘では事案発覚後、職員総出で捜索に当たりました。捜索は施設内の全範囲に及びましたが、記事発表時点で発見には至っていません。

緑寿荘では紛失の原因を「USBメモリの保管場所の施錠と保管状況の確認を怠っていた」と説明しています。その上で今後はUSBメモリの使用を禁止し、職員に個人情報の取り扱いに関する研修を実施するなどして、再発防止に繋げる考えです。

なお、USBメモリには、緑寿荘の入所者91名と家族ら65名、合わせて156件の個人情報が記録されていたと判明しています。詳細は次の通りです。

対象者 入所者 家族
件数 91件 65件
内訳 氏名、生年月日、年金額、介護保険要介護度情報(要介護度、認定日、
有効期間)
氏名、住所、電話番号

参照軽費老人ホーム名古屋市緑寿荘における個人情報が含まれる外部記録媒体の紛失について/名古屋市


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