米国Adobeは2019年10月25日、同社のサービス「Adobe Creative Cloud」の登録者情報が外部に流出した可能性があると明らかにしました。
「Adobe Systems」のプロトタイプ環境に含まれていた脆弱性が原因です。問題を取り挙げた外信メディアによると、期間中は容易に外部アクセスが可能だったとのこと。なお、流出規模は推定約750万人と見られています。
カード情報などは流出せず
Adobeが明らかにしたところによると、同社は既に問題を認識しており、対処を進めています。
流出項目はメールアドレスやメンバーIDなど複数点ありますが、クレジットカードや銀行口座・パスワードなど金銭被害に繋がる項目は含まれていないとのことです。
もっとも、メールアドレスやメンバーIDなどの情報は、リスト型攻撃やフィッシング詐欺などに悪用されるリスクのある情報です。