東北文化の日の旧ドメインが不正利用被害、閲覧者をマルウェア感染に誘導か|サイバーセキュリティ.com

東北文化の日の旧ドメインが不正利用被害、閲覧者をマルウェア感染に誘導か



画像:「東北文化の日」の旧ホームページのドメインの不正利用について/宮城県より

宮城県は2019年10月11日、県が運営していた東北6県に関する旧サイトにアクセスを試みると、マルウェア感染を促す不審なサイトが表示されると明らかにしました。

対象となるサイトは、東北6県で実施する「東北文化の日」の広報サイトです。県が2019年6月30日、サイトリニューアルに伴いURLを変更した上で旧サイトを閉鎖すると2019年10月11日までに、旧サイトと同じURLで何者かが不審サイトを立ち上げていたと説明しています。

アクセスを控えるよう呼び掛ける

宮城県は現在、関係機関に対して注意喚起のメールを送信した上で、市民にアクセスしないよう呼び掛けを進めています。また、県のホームページに掲載されていた旧サイトへURLリンクを削除し、閲覧者に被害が及ばないよう対策を実施するなどしています。

もっとも、最近は他の自治体が管理する(管理していた)サイトでも発生しています。閲覧者側の注意だけでは対応が難しい部分もあり、URL変更の周知徹底が求められる事案です。

参照「東北文化の日」の旧ホームページのドメインの不正利用について/宮城県


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