熊本県でNTTドコモ装うフィッシング詐欺、同様の犯罪が急増中|サイバーセキュリティ.com

熊本県でNTTドコモ装うフィッシング詐欺、同様の犯罪が急増中



フィッシング対策協議会は2019年9月20日、大手通信会社NTTドコモを装ったフィッシングメールによる被害が、熊本県内で急増していると報じました。

情報によると、犯人はNTTドコモを装い「お客様のアカウントに異常ログインの可能性がある」「利用料金が高額になっている」などのメールを携帯電話端末に向けて送付。正規サイトによる注意喚起に見せかけ偽サイトへ誘導して、個人情報やIDなどを盗み取っているとのことです。

同様の犯罪で580万円の被害が

熊本県サイバー犯罪対策課によると、同様の被害は2019年4月頃から増え始め、2019年8月までに合計80件・580万円ほどの被害が生じています。

情報によると、犯人は盗み取った個人情報を利用して、キャリア決済によるギフト券購入などをしているとのこと。さらに盗み取った個人情報を別のサービスのログイン試行に用いる、リスト型攻撃などへの悪用も懸念されています。

参照ドコモ装う詐欺急増 熊本県内で被害 80 件、580 万円/フィッシング対策協議会


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