画像:株式会社ライフコーポレーションより
スーパーマーケット「ライフ」を経営する株式会社ライフコーポレーションは2019年4月23日、同社従業員が業務規定に反して顧客情報が記録されているUSBを外部に持ち出したところ、紛失したと明らかにしました。
紛失したUSBメモリには首都圏の2店舗の顧客情報1万3,987件が記録されていたとのこと。記事発表時点では発見に至っていませんが、USBメモリには強固なセキュリティ設定と暗号化処理に守られており、流出の可能性は低いとしています。
社内規定に反して店舗外持ち出し
インシデントは2019年4月16日、同社従業員が店舗内でUSBメモリを使用した後、外部に持ち出した際に発生しました。同社は個人情報保護の観点から社内規定にてUSBメモリの外部持ち出しを禁じていましたが、規定を破っての行動です。
同社従業員はその後、USBメモリの紛失に気付き店舗内を捜索。ところが発見には至らず2019年4月19日、管理者に対して紛失の経緯を報告。今回の発表へと至ったとのことです。
情報の内訳は
ライフコーポレーションによると、USBメモリには首都圏2店舗(クロスガーデン調布店及び青葉しらとり台店)の個人情報13,987件が記録されていました。流出の内訳は下記の通り。
対象となるユーザー | 対象件数 | 対象の情報内訳 |
---|---|---|
アプリ登録者・ポイントカードユーザーのうち、クロスガーデン調布店及び青葉しらとり台店の購買者 | 1万3,987 件 | ポイントカードID、アプリ専用ID、性別、年代、購買情報(店名・購買点 数・金額 |
首都圏 116 店舗と近畿圏 8 店舗の顧客データ | 不明 | 氏名・住所等は含まれず、個人の特定は不可能 |
参照個人情報を含むUSBメモリ紛失についてのお詫びとご報告/株式会社ライフコーポレーション