画像:大阪府警より
大阪府警のサイバー犯罪対策課はは2019年3月25日、不正コピーされたソフトウェアをネットオークションなどで転売した疑いで、大阪市八尾市に住むアルバイトの男性を逮捕したと明らかにしました。
府警によると、男性は製図ソフト「CAD」を不正コピー。正規の数%の価格で約300点ほど販売し、被害総額は約10億円相当になると見られています。
正規ソフトの数%で販売、海外サイトで調達か
逮捕された男性は犯行の動機として、「金を稼ぎたかった」と供述。金銭目的の犯行と明かしています。
通常、CADの使用前にライセンス認証が必要なため、不正コピーしても使えません。しかし男性は海外から認証をかわすための不正プログラムを購入しており、同梱していたとのこと。計画的に動いていたものと見られます。