画像:個人情報(電子メールアドレス)の流出について/大阪府より
大阪府は2019年3月26日、府教育センターにて「平成31年度大阪府公立学校教員採用選考テスト合格者対象セミナー(第8回)」に関する連絡事項を送付する際に、メール誤送信を起こし、受講者らのメールアドレス107件の流出したと明らかにしました。
府によると、誤送信の原因は宛先設定の入力ミス。本来メールアドレスを隠すため「BCC」で送付すべきところを、誤って「宛先」欄に入力し送信。これにより、送付先間でお互いのメールアドレスが表示されたと説明しています。
送付直後に気付き対応
大阪府によると、誤送信は2019年3月18日に発生。職員が送付直後にメール設定を確認したところ、宛先欄の入力ミスに気付いたとのこと。
大阪府はその後、同日中に受講者に向け誤送信データの削除と謝罪を入力したメールを送信。さらに2019年3月19日~2019年3月22日までに、受講生らに電話による謝罪対応を進め、全員からメールの削除を確認したと発表しています。
再発防止に向けダブルチェックや庁内システムの活用を発表
大阪府は再発防止策として、今後庁外に多数のメールを送付する際に、
- 複数名によるメール設定の確認
- 「安心一斉送信システム」(外部送信時に使用する庁内システム)の活用
を実施すると発表しています。