滋賀県は、現在開発途中である琵琶湖環境科学センターの「新環境情報システム」ウェブサイトにおいて、一定期間個人情報が閲覧可能な状態にあったことを公表しました。原因はウェブサイト制作の委託先企業における不手際とのことです。
委託先である藤野商事株式会社もお詫びとして情報を公開しています。
参照委託業務における個人情報等が閲覧可能となっていたことに関するお知らせとお詫び/藤野商事株式会社
閲覧可能となっていたデータの詳細
今回、閲覧が可能となっていた情報は下記の通りです。
概要 | 閲覧可能だった期間 | 内容・件数 |
---|---|---|
水質等のデータ | 2019年1月7日〜3月4日(47日間) | 琵琶湖の水質に関するデータ |
図書文献データ | 2019年1月29日〜3月4日(25日間) | 図書文献:5万1,262件 ※寄贈者の氏名等66件含む |
研究・技術分科会データ | 2019年2月5日〜3月4日(18日間) | 水環境分野の企業情報:251件 大学・研究期間情報:179件 |
企業に求められる管理体制
近年、個人情報保護の改正やサイバー攻撃の増加に伴い、企業に求められる情報管理体制のハードルも高くなっています。インシデントの抑制に対するセキュリティ体制はもちろん、インシデント発生時に素早く報告、説明を進める姿勢が求められています。
参照委託業務における個人情報等が閲覧可能となっていたことに関するお知らせとお詫び/藤野商事株式会社