不正アクセスし営業機密情報をUSBメモリに転送、中国籍の従業員を逮捕|富士精工株式会社|サイバーセキュリティ.com

不正アクセスし営業機密情報をUSBメモリに転送、中国籍の従業員を逮捕|富士精工株式会社



画像:当社従業員の逮捕について/富士精工より

富士精工株式会社は2019年2月27日、同社の製造関係の営業機密データを私的に転送した疑いで、同社従業員が不正競争防止法違反の疑いで逮捕されたと発表しました。

情報によると、逮捕されたのは中国籍の従業員。容疑者は当局の調べに対して、「自分の勉強のためにやった」などと供述しているとのことです。

外部流出の可能性も

逮捕に関わった愛知県警によると、容疑者は2019年1月29日、富士精工のサーバーに不正アクセスを実行。サーバー内から製品の設計情報やマニュアルなどを自身のUSBメモリーに転送していた疑いがあるとしています。

愛知県警は同容疑者が持ち出したデータを外部に流出させた可能性もあるとみており、今後は更に捜査を進める考え。富士精工側は捜査の関係上、詳細を明らかにすることはできないとしています。

参照当社従業員の逮捕について/富士精工


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