不正アクセス被害を隠蔽しマルウェア拡散の踏み台に|国際民間航空機間ICAO

画像:ICAOより

カナダの公共放送局ラジオ・カナダ(CBC)は2019年2月27日、カナダ・モントリオールに位置する国連の国際民間航空機関「ICAO(イカオ)」が、重大なサイバー攻撃被害を組織的に隠蔽していたと報道しました。

CBCが報じたところによると、不正アクセスを手掛けたハッカーによりイカオのサーバーが乗っ取られ、航空業界全体にマルウェアを拡散していたとのこと。イカオによる隠蔽は数か月間にわたり継続したと見られています。

脆弱性を放置し能力不足隠したか

CBCは今回のインシデントを裏付けとなる、内部文章を入手したとしています。これによると2016年11月頃、イカオのネットワーク上に内在した脆弱性を狙ってサイバー攻撃が発生。ところが問題に対処すべきイカオのICT(情報通信)チームは、能力不足を隠すために隠蔽に走ったとのこと。

さらにイカオのCTOは問題を軽視し、深刻さが表面化するのを最小限に抑え続けるなど、疑問視される対応が記されていたとのことです。

犯人は中国ハッカー集団の可能性

内部文章ではイカオを攻撃した犯人について、中国人ハッカーグループの「Emissary Panda」の可能性が高いと指摘しています。

イカオは世界の約190カ国が加盟し、多くの航空会社がアクセスを必要とする機関です。攻撃者はイカオのサーバーをマルウェアの感染源とすることで、世界の国々や航空会社への侵入を狙っていた可能性が指摘されています。

参照国連の民間航空機関、重大なサイバー攻撃を隠蔽 カナダ報道/Yahoo!ニュース
参照CBC NEWS

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