千葉市内中学校教諭が生徒の個人情報入りUSB紛失、市民からの届け出により発見|サイバーセキュリティ.com

千葉市内中学校教諭が生徒の個人情報入りUSB紛失、市民からの届け出により発見



画像:市立中学校におけるUSBメモリの紛失について/千葉市より

千葉市は2019年2月14日、市立花見川区天戸中学校にて、生徒の個人情報を含んだUSBを紛失したと明らかにしました。紛失したUSBメモリは同中学に所属する教諭のもの。メモリ内には、生徒指導の記録や前任校の個人情報などが含まれていたとのことです。

市民からの拾得連絡により発見

千葉市によると、紛失したUSBメモリは2019年1月25日、市民からの届け出により発見されました。個人情報の漏えいなどは確認されておらず、現在は紛失に至った経緯の調査を進めているとのことです。

紛失したUSBに記録されていた情報は下記の通りです。

含まれていた情報 生徒指導に関する記録 前任校の修学旅行参加者
個人情報部分 生徒名 生徒名と活動時の写真
件数 3件 78件

再発防止策を明示

千葉市は今回の発表に伴い、各学校の管理者に対して、下記の再発防止策を周知すると発表しました。

  • 「情報資産の取扱いに関する実施手順」の運用チェックリストを全教員に実施
  • 管理者用のチェックリストにより管理・運用状況の確認を徹底
  • 個人情報をUSBメモリに保存しない
  • 学校で使用するUSBメモリには暗号化・ロックなどの処理を実施

参照市立中学校におけるUSBメモリの紛失について/千葉市


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