画像:津山市より
岡山県津山市は2019年2月15日、同市実施の俳句コンテスト「西東三鬼賞」に関するメールを送信する際に、教育委員会の女性職員がメール設定を誤り、個人情報704件が流出したと明らかにしました。
津山市によると、インシデントは2019年2月6日に発生。女性職員はメールの宛先を誤って入力したばかりか、住所や電話番号など本来必要のない情報が添付していたとのことです。
二重の意味で誤送信
今回発生したインシデントは、「➀誤った送付先に」、「➁送るべきではないデータを送信」した、二重の意味での誤送信です。メールは西東三鬼賞の作品集を製造するため、印刷業者に向けて送られるものでしたが、女性職員は宛先を誤って入力。メールがどこに送付されたかも不明です。
また同職員は応募者ら704件の住所や電話番号など、作品集とは関係のない個人情報をメールに添付。市はこれをミスと認めています。
1月には別の流出事案も
津山市は2019年1月18日に、市健康増進課による乳児を持つ家庭への訪問事業においても、個人情報の流出が発生したとも明らかにしています。
同課によると、乳児を持つ家庭に祝いの品物を送付する際に、43組の保護者や乳児の氏名や住所などが記載された名簿を同封したと説明。影響を受けた家庭に向け、謝罪を表明しています。
参照個人情報790人分誤送信・配布 岡山・津山市 俳句賞応募者や乳幼児家庭の名前、住所など/Yahoo!ニュース