サンドラッグの会員登録フォームに大量の不正入力、覚えのない仮登録メールが届く|サイバーセキュリティ.com

サンドラッグの会員登録フォームに大量の不正入力、覚えのない仮登録メールが届く



画像:お客様各位/サンドラッグより

ドラッグストアチェーン店のサンドラッグ株式会社は2018年11月30日、何者かが外部で不正入手したメールアドレスを使用し、同社ECサイトの仮登録フォームに悪用したと明らかにしました。

サンドラッグによると、攻撃者は機械的な手法で短時間に大量のアクセスを行い、多くの送信先に同店からの仮登録案内メールが届くよう手配したとのことです。

大量アクセスの防止手段を取る

サンドラッグはインシデント発生を受け、原因の究明に向けて調査を実施。その過程でトラブルの原因が第三者の大量アクセスにあることや、外部サイトから不正に入手したものである可能性が浮上したとしています。

同社は調査の結果を踏まえ、被害の拡大を抑止する目的で新規会員登録機能を一時閉鎖し、一部顧客のアカウントのロックを決定。画像認証システムを導入し機械的な入力を抑止するなど、再発防止策も取り入れています。

サービス再開を決定

サンドラッグは2018年12月6日に、新規登録サービスを再開を発表しました。一連の対策により安全確認が取れたとのこと。

また同社は被害を受けたユーザーに向けて、不正利用の観点からパスワードやメールアドレスの変更を検討する呼び掛け、対応を進めています。

参照お客様各位/サンドラッグ


SNSでもご購読できます。