Facebookが不正アクセス事案を謝罪、調査状況も説明|サイバーセキュリティ.com

Facebookが不正アクセス事案を謝罪、調査状況も説明



画像:Facebookヘルプセンターより

フェイスブックジャパンは2018年10月2日、外部からの不正アクセスにより約5,000万人分のアクセストークンが流出した件について、謝罪を表明しました。

フェイスブックの不正アクセスは全世界のアカウントに影響が懸念されていましたが、同社は日本への被害についてはまだわかっていないと説明。今後の調査の進展に伴い、フェイスブック上のニュースルームで報告する考えを示しました。

調査は初期段階

フェイスブックジャパンによると、現在は調査の初期段階に過ぎず、国別の被害状況や攻撃者の目的など、一切判明していないとのこと。

また問題となった「Vies As」機能に脆弱性があったことは明らかであるものの、実際にはこれ以外の複数の要因が絡み、流出に繋がったとの説明を行いました。

サードパーティーへのアクセスは痕跡なし

今回の不正アクセスはアクセストークンが絡んでいるため、サードパーティーアプリへの二次被害も懸念事項として不安視されていました。

ただし2018年10月2日、同社のバイスプレジデントであるGuy Rosen氏は自身のブログにて、「外部アプリケーションのログを分析し、トラブルの兆候は見られなかった」と言及。サードパーティーアプリへの不正アクセスは確認されなかったとの見方を示しています。

参照Facebook情報流出 日本ユーザーの被害有無は「調査中」/Yahoo!ニュース
参照No sign of recent hack spread to other apps, says Facebook/DNA india


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