画像:東北学院大学より
東北学院大学は2018年9月28日、大学の情報システムが外部からの不正アクセスを受けたことを明らかにしました。
同大学によると、不正アクセスにより学内が保有する個人情報が流出したとのこと。被害は少なくとも190名は数えると見られており、波紋を呼んでいます。
犯人は卒業生
情報によると、不正アクセスを行った疑いがもたれているのは東北学院大学の卒業生の男性です。
この男性は2018年3月~2018年7月にかけて、東北学院大学が管理するパソコンに他人のID・パスワードを使って不正ログイン。学生や職員の個人ページに向けて合計1,800回のアクセスを行った他、メールを合計約8,000件ほど不正に転送したとのこと。
記事発表時点では、具体的な目的などは明らかにされていません。
大学側の対応は?
大学側は今回の事案を受け、全学を挙げて対応に取り組む考えを示しています。
被害を受けた学生と保護者に謝罪文を送付するほか、「具体的な対策を講じている」と発表しました。なお事件の公表が遅れたことについては、「捜査協力のため」と説明しています。
参照外部からの情報システムへの不正アクセス事件について/東北学院大学