画像:山形大学より
国立大学法人山形大学は2018年8月2日、教員免許状更新講習に関するメール連絡においてミスが発生したことにより、メールアドレスの流出が発生したことを発表しました。
同大学によると、担当者のミスにより送信設定を誤ったことをが原因とのこと。流出件数は185件に及び、大学側は謝罪を表明しています。
事案の経緯は?
山形大学の発表によると、2018年7月31日に「教員免許状更新講習の時間変更の連絡」を行った際に発生。本来は送信先間でアドレスの共有が行われない「BCC」設定で送るべきところを、担当者のミスにより「To」設定で送ってしまったことが原因と説明しています。
なお、同大学は2018年8月1日に被害対象者に対して「お詫びと削除依頼」のメールを送信。更に講習会の当日にも削除依頼を要請したとのことです。
相次ぐ送信ミス
メール設定のミスによるアドレス流出の事案は、全国各地で多数発生しています。関係者の教育や指導はもちろん、ミスを抑制するシステム構築も望まれるところです。
メール設定ミスに有効な対策の代表例
- 複数名でのチェック体制
- メール誤送信を防ぐシステムの導入
- 個人情報の取り扱いに関する教育や研修