不正アクセスで一部コード改ざん、悪意あるサイトへの誘導被害が発生|教育新聞社電子版|サイバーセキュリティ.com

不正アクセスで一部コード改ざん、悪意あるサイトへの誘導被害が発生|教育新聞社電子版



画像:教育新聞社より

株式会社教育新聞社は2018年7月4日、自社が提供する電子版サイトが何者かの不正アクセスを受け、一部改ざんされていたことを明らかにしました。

同社発表によると、改ざん被害中にアクセスを試みたユーザーが悪意のあるサイトに転送される被害が発生したとのことです。なお、現在は原因を特定の上で復旧を完了しています。

事案の経緯は?

教育新聞社の発表によると、被害が発生したのは2018年7月3日の午前6時ごろ~午後9時ごろの約15時間です。

攻撃者は電子版サイトの表示機能に不正なコードを書き加え、悪意あるサイトへの誘導を行ったとのこと。これにより上記時間帯にアクセスを試みたユーザーが、悪意あるサイトへと自動的にジャンプする被害に逢いました。(電子版サイトhttps://www.kyobun.co.jp/

なお、転送先のサイトは偽のセキュリティーソフトを推奨するというもの。ユーザーがクリックや情報入力を行うと、ウイルス感染や情報流出被害の可能性が生じる内容です。

被害状況は?

教育新聞社は今回の事案の漏洩被害について、「会員情報等のセキュリティに対する検査を行い、影響がなかったことを確認しております」と説明しています。

また、問題となった偽サイトはiOSユーザーに被害が生じるものでしたが、同社によるとOSが最新の状態にあれば「標準でウイルス感染の可能性は低い状態」とのことです。

参照電子版の表示機能に対する改ざんに関するご報告とお詫び/教育新聞社


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