画像:和歌山市報道発表資料(PDF)より
和歌山県和歌山市の産業政策課は2018年6月16日、職員がメール設定のミスを起こした結果、情報漏洩が発生したことを明らかにしました。
市の発表によると、被害規模は事業者366件分のメールアドレス情報です。同市が運営する企業情報サイトにて、経営者向けセミナーである「生産性向上セミナー」の開催を知らせる連絡過程にて生じたと説明しています。
事案の経緯は?
今回の設定ミスは2018年6月15日に発生しました。
担当者が企業情報サイト登録事業者に対してメールを送信する際に、「BCC」と入力すべきところを「To」設定で送信。その後、事態に気が付いた市は被害規模の把握を行うと共に、関係者に対して謝罪およびメールの削除依頼のメールを送付しています。
流出情報は?
今回の事案で流出した情報は下記のものを合算した合計366件です。
- 過去訪問した事業者:117件
- 企業情報サイト登録事業者:249件
なお、同市は今後、メール送信時の作業手順や留意事項を周知徹底すると説明しています。