画像:日立インフォーメーションアカデミーより

大手電機メーカーの日立製作所とネットセキュリティ企業「トレンドマイクロ」らは2018年10月より、セキュリティ人材育成を目的とした「サイバー攻撃対応研修」の提供を開始することを明らかにしました。

参加企業は両社に日立インフォーメーションアカデミーを加えた合計3社で、2018年6月6日にサイバーセキュリティ分野での人材育成に関する基本合意書を締結。不足するセキュリティ分野での人材育成に努める考えです。

ナレッジを相互活用して共同事業を立ち上げ

3社はいずれも得意とするナレッジが異なるため、今回の研修ではそれらを相互活用することで、共同事業とする計画です。

研修には、トレンドマイクロが持つ豊富なサイバーセキュリティ情報・最新の攻撃シナリオや日立が持つ幅広い分野でのシステムの開発・運用ノウハウが取り込まれる予定。それを研修サービスを得意とする日立インフォーメーションアカデミーが持つ人材ノウハウに落とし込むことで、カリキュラムやコンテンツの企画・設計を行う計画です。

不足するセキュリティ人材

経済産業省が取りまとめた調査記録では、IT人材の不足は非常に深刻です。

参考経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」

同調査記録によると、IT人材は2019年以降供給が減少するとともに、高齢化が進み人材不足が深刻になるとのこと。反面、IT市場は拡大の一途をたどり、セキュリティを必要とする組織に人材の供給が追い付かないものと見られています。

今回の3社らの取り組みは、サイバーセキュリティ人材の供給を推し進めると共に、高度な知見を持つスペシャリスト育成へと繋がる取組みです。

参照【ニュースリリース】日立とトレンドマイクロが、サイバーセキュリティ分野における人材育成の協業に合意 セキュリティ人材育成に関する新たな共同事業を立ち上げ/日立インフォーメーションアカデミー
参照日立とトレンドマイクロ、不足するセキュリティ人材の育成で協業「サイバー攻撃対応研修」を提供/ITmediaエンタープライズ

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