仮想通貨口座で名義貸しか、不正アクセスの流出金600万円が振り込まれ発覚|サイバーセキュリティ.com

仮想通貨口座で名義貸しか、不正アクセスの流出金600万円が振り込まれ発覚



愛知県警は2018年5月14日に、仮想通貨取引における私電磁記録不正作出および供用の疑いで、愛知県豊橋市の無職の容疑者(26歳)を逮捕したことを明らかにしました。

県警の情報によると、星山容疑者は第三者に口座の名義を貸して不正に使用させた疑いがあるとのことです。

ネット上で知り合った人物と共謀

情報によると容疑者は2017年9月27日、ネットで知り合った正体不明の人物と共謀して、「1か月5,000円」の条件と引き換えに仮想通貨の口座開設に必要な個人情報を提供。

こうして作られた口座を用いて、不正アクセス等に関わった可能性が指摘されています。なお、容疑者は容疑を認めているものの、報酬を受け取った点は否定しているとのことです。

事件発覚のきっかけは不正アクセス

今回の事件発覚のきっかけは不正アクセスによるもの。

警察によると2017年11月に県外の法人の口座に対して不正アクセスが発生し、約1億円の資金が流出。調査の結果7か所の口座に送金されていたことが明らかになりましたが、その際に容疑者の口座に約600万円が振り込まれていた事実が判明しました。

参照仮想通貨口座不正開設疑い 愛知の女逮捕/日本経済新聞


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