
10月10日、韓国紙の朝鮮日報は、韓国軍部が何者かのサイバー攻撃を受けた結果、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の「斬首作戦」の詳細が流出してしまったことを公表しました。
東アジア情勢が高度の緊張に包まれている中での漏洩事件であり、作戦内容の漏洩は周辺国に大きな影響を与える可能性があると指摘されています。
米韓機密情報の詳細が漏えい
同紙によると、流出した情報は「作戦計画5015」と呼ばれるもので、金正恩朝鮮労働党委員長らを対象にした作戦とのことです。 本作戦は以下の4段階により構成されていましたが、今回の事件を受けて、(訓練内容当も含めた)すべての情報が流出したと述べています。
漏洩した情報の概要
- 金正恩氏らの追跡
- 隠れ家の封鎖
- 強襲作戦
- 確保・除去
国防統合データセンターを狙い撃ち、標的型攻撃の可能性も
今回の流出事故は、韓国の国防を司る国防統合データセンターで起きたとのこと。 同センターは昨年9月にも中国IPを利用した北朝鮮関係者からのハッキングが指摘されており、今回のサイバー攻撃も一連の標的型攻撃との見方も出ています。
〈参照〉
正恩氏らに「斬首作戦」流出…サイバー攻撃か/Yahoo!ニュース
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- 2.あなたの会社の情報が漏洩したら?
- 3.正しく恐れるべき脅威トップ5を事例付きで
- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
- 6.中小企業がITセキュリティ対策としてできること
- 6-1.経営層必読!まず行うべき組織的対策
- 6-2.構想を具体化する技術的対策
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