
10月6日、岐阜県警サイバー犯罪対策室と岐阜南署は、中学校のパソコンからIDやパスワードを不正に取得した容疑で、不正指令電磁的記録供用と不正アクセス禁止法に違反したとして、30才無職の男性を逮捕したことを発表しました。
犯人の無職男性はキーロガーと呼ばれるUSB媒体を用いて、不正に情報を略取した疑いが持たれています。
目的は学生個人情報と供述
同署からの情報によると、犯人の無職男性はキーロガーを使って、校内のパソコンに不正アクセスを行い、所属する在校生の写真画像を約1,000点ほど入手したとのことです。
キーロガーの設置は深夜の校舎に侵入することで実施した、と容疑者は供述。気付かれないうちにUSB端末を使ってインストールしたものと見られています。
なお、逮捕された無職男性は容疑を概ね認めており、「子どもの写真を収集したいという欲望を満たすためにやった」と供述しているとのことです。
県内初となるキーロガー摘発事件
岐阜県警によると、不正指令電磁的記録供用容疑の逮捕者は今回が初。市教育委員会は今回の事件に対してサイバー攻撃の脅威を実感し、「サーバ内の情報管理を徹底する」と表明しています。
<参照>学校PCのID取得 不正アクセス疑いで男追送検/岐阜新聞Web
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- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
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