
画像:TOKYO MX HPより
10月4日、大手メディア関係企業「TOKYO MX」は、何者かの不正アクセスにより個人情報の流出の可能性があることを公表しました。
流出した個人情報はサービスの利用等に使われた氏名やニックネーム、メールアドレスなどで、現段階の推計被害規模は約37万件と見られています。
ただし、現段階ではクレジットカード情報などの漏洩は確認されていないとのことです。
事件の経緯は?
TOKYO MX側の発表によると、不正アクセスが確認されたのは前日3日。同局のホームページサーバにおいて、アクセス異常が検出されたことを契機に調査を進めたところ、外部からのサイバー攻撃が行われたことを確認。
その後調査を進める上で、情報漏洩の可能性が確認されたとのことです。なお、調査の過程でサーバプログラムの脆弱性も発覚しており、これが直接的な原因と見られています。
再発防止策に努める方針を発表
なお、TOKYO MXでは現在漏洩が確認されたサービスの利用を停止し、セキュリティ分野の専門家と協議の上で、再発防止策に努める旨発表しています。
具体的な方針は事件発生から間もないこともあり発表されていませんが、同局はユーザーに対して謝罪を行うと同時に、被害可能性のあるユーザーに対して、個別にメールで連絡を行うとのことです。
<参照>
TOKYO MX、個人情報37万件流出の可能性 公式サイトで不正アクセス被害/オリコン
弊社ホームページに対する不正アクセスによる個人情報流出の可能性について(PDF)/東京メトロポリタンテレビジョン株式会社
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- 2.あなたの会社の情報が漏洩したら?
- 3.正しく恐れるべき脅威トップ5を事例付きで
- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
- 6.中小企業がITセキュリティ対策としてできること
- 6-1.経営層必読!まず行うべき組織的対策
- 6-2.構想を具体化する技術的対策
- 6-3.人的対策およびノウハウ・知的対策
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