市民大学に不正アクセス、個人情報の流出は認められず|サイバーセキュリティ.com

市民大学に不正アクセス、個人情報の流出は認められず



画像:市民大学HPより

相模原市と座間市が共同で運営を行う市民大学は、8月4日ウェブサイト上でのお知らせ欄にて、同大学が不正アクセス被害にあったことを公表しました。

同大学によると不正アクセスにより大学が保有するメールアドレスのアカウントが盗取され、受講者宛に多数の不審なメールが送信されたと述べています。

進む再発防止策 メールアドレスは既に凍結済

今回の事件を受けて同大学は、受講者に対して(不正アクセスによる攻撃を受けたと思われる)7月24日以降の大学からのメールは、開封すること無く削除するように呼び掛けています。

また、同大学のメールアドレスである「shimin-daigaku@sagamachi.jp」は、被害が確認できた時点で既に凍結済。現在は新しいアドレスを取得中と述べています。
同大学はウェブサイト上で今後の再発防止策として、パスワードの管理強化や情報管理の徹底に取り組むことを宣言しています。

個人情報の流出は認められず

今回の事件では、幸い個人情報の流出は認められなかったようです。ただし、同大学がどの程度の調査を行ったかはウェブサイト上では明らかにされておらず、今後の調査状況によっては、新たな事実が出てくる可能性も否めません。

実際、(多少方向が異なりますが)ECサイトに対する不正アクセスでは、自社調査と第三者調査機関の結果報告が食い違うことはよくある話。当事者や被害者としては、まだまだ油断できない日が続くのかもしれません。

<参照>市民大学からのお知らせ/市民大学 相模原・座間


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