画像:IPA/独立行政法人情報処理推進機構より
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2017年5月14日(日)、独立行政法人情報処理推進機構(以下IPA)は、13日(土)以降世界各地に広がっている大規模サイバー攻撃に関して、緊急の記者会見を行いました。
今回問題となっているサイバー攻撃は、マイクロソフト社の「Windows」を標的としたもので、ファイルを暗号化し利用できなくすることで金銭を要求する「ランサムウェア」と呼ばれる攻撃手法です。
原因として、欧米の主要メディアでは、アメリカの情報機関NSAの技術が、ハッカーにより盗まれ悪用された可能性が高いとされています。
確認されているだけでも、被害は中国・フランス・インドネシア・ロシア・イギリス等世界中に広がっており、かつてない規模のサイバー攻撃であると報道がなされています。
IPA緊急記者会見の内容
この様な世界的状況を受け、14日(日)にIPAが緊急の記者会見を開きました。以下は、会見で伝えられた内容をまとめたものです。
- IPAに対し、サイバー攻撃を受けたとの情報は今のところ上がってきていない。※週末のため
- 明日15日以降、重要インフラについて情報収集の実施を行っていく。
- 政府としては今のところ意見交換を行い各所で対応をとっていく予定。
- 週明けはいつも以上にメールの添付ファイルやURLに注意するように。
- 修正プログラムを実施。
- ウィルス対策ソフトのアップデートを確認。
- 感染時の対応はIPA情報セキュリティあんしん対応窓口へ。
- JPCERT/CCでもインシデント対応は可能。
<参考>
大規模サイバー攻撃 米開発の技術盗まれ悪用か/NHK NEWS WEB
IPA会見文字起こし/together
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