2017年3月2日、韓国ロッテ免税店のサイトがDoS攻撃を受け、一時サービス停止を余儀なくされました。韓国は、現在原因を調査中としているが、中国による犯行ではないかとの見方が強まっています。
ロッテは、米軍に対し迎撃ミサイル用地の提供を決めており、これに対し中国が強く反発していることが影響していると考えられます。
事件概要
2017年3月1日夜、ロッテは大量のデータを送信するDoS攻撃を確認。2日にはこの攻撃により、免税店の販売サイトが一時的にダウンしてしまいました。
事件の背景として考えられている迎撃ミサイル用地の提供は、2017年2月にロッテが韓国国防相と契約を結んだものです。契約以降、中国当局はロッテに対し対抗措置を行っている上、中国人による不買運動なども確認されており、二国間の緊張が高まっていることが伺えます。
<参照>
韓国のロッテ免税店にサイバー攻撃 中国の報復か /日本経済新聞